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【JWU推し大生】目白祭野外ステージにかけた熱い思い

2023.12.19

目白祭実行委員の野外ステージ班長2名へ、JWU PR アンバサダーがインタビュー

2023年10月14日(土)、15日(日)に、本学の学園祭である目白祭が開催されました。昨年度は欧洲杯在线开户_欧洲杯投注站-【唯一授权网站】感染症の影響を受け入構制限を行いましたが、今年度は制限をせず約7,000名が来場した目白祭。その企画?運営を担ったのが目白祭実行委員です。2023年3月から半年以上かけて準備を進める一大イベントですが、その中でも「野外ステージ」を使用した催し物は実行委員の野外ステージ班が主導で行う大きな企画です。
「野外ステージ」とは百二十年館の地下一階「パティオ」に特設するステージです。本学の公認サークルや有志団体によるダンス等のパフォーマンスのほか、毎年お笑い芸人さんを招いたお笑いライブを行っています。今年は2日目の雨予報を受けてスケジュールを急遽変更するトラブルもありましたが、「パティオ」には、溢れんばかりの観客が集まりました。

今回は目白祭実行委員メンバーで、野外ステージ班長を務めたお二人、人間社会学部教育学科2年杉山亞幸(すぎやまあこ)さん、人間社会学部現代社会学科2年奥山さくら(おくやまさくら)さんに、お話を伺いました。
今回のインタビューは、お二人が「お笑いが好き」という一途な思いで野外ステージ班長になったと知ったJWU PR アンバサダーのメンバーが、日本女子大学の「推し」学生として紹介したいと企画したものです。JWU PR アンバサダーの西台萌音(にしだいもね?文学部日本文学科1年)がインタビュー、平林海風(ひらばやしみう?家政学部被服学科1年生)が執筆を担当しました。

※ JWU PR アンバサダーとは、日本女子大学の魅力を「等身大の声」として幅広い世代に発信する学生組織です。

プロフィール
杉山亞幸さん すぎやまあこ さん

人間社会学部教育学科2年生。コロナ禍にお笑いにハマる。小学校、中学校の教員免許状取得を目指して、勉学に励んでいる。

奥山さくらさん おくやまさくら さん

人間社会学部現代社会学科2年生。子どものころから家族とお笑いライブへ。中学から高校までを東京都八丈島で過ごす。日本女子大学への入学を機に上京。

——目白祭実行委員になろうと思ったきっかけは?

杉山:私はもともと裏方の仕事とお笑いが好きでした。実行委員として野外ステージの開催を裏から支えつつ大好きなお笑い芸人さんにも会いたいと思い、実行委員になりました。きっかけは単純な思いでしたが、今は目白祭実行委員の仕事に携われたことを誇りに思います。

奥山:私は大学生活の中で何かを自分の力でやり遂げてみたい気持ちが強くありました。自分の大好きなお笑いと何か組み合わせられたら、と考えていました。そういった漠然とした思いがきっかけでしたが、大好きなお笑いステージを一から作り上げ、目白祭実行委員として貢献できたことが本当に嬉しいです。

 

——お笑いへの「愛」を語ってください

杉山:ドラマよりもお笑いを見ることが多くて、今では自分へのご褒美はお笑いにしています。コロナ禍をきっかけにお笑いにハマりました。お笑いのライブ会場へ足を運ぶことを日々の楽しみにしています。

奥山:私は子どものころから家族にお笑いライブへ連れて行ってもらっていました。そのころからお笑いが大好きで、現在はお笑いサークルに所属しています。プロのお笑い芸人さんによるお笑いだけではなく、大学生が創り上げるお笑いも楽しみの一つです。

 

——目白祭開催日が近づいたとき、どのような思いでしたか?

杉山: まず、目白祭が近づくにつれて実行委員である自分たちが目白祭の企画の第一線を担っている、という実感が湧いてきました。失敗できないという不安を感じつつも、当日は楽しみながら運営したいという気持ちが大きかったです。

奥山:私も実感が湧いたのは目白祭の1週間前でした。実行委員全員で準備を進めていくにつれて、本番に向けてより良いものを作り上げたい気持ちも強くなりました。絶対に成功させたい、その真っ直ぐで素直な気持ちがあったので、最後まで頑張ることができました。

 

——目白祭を終えた感想を教えてください

杉山: 大きなトラブルもなく成功させることができ、目白祭を通じて日本女子大学の魅力を知ってもらい、心から満足して欲しいという思いを来場者に届けられたと感じています。見に来てくれた全ての人に感謝の気持ちで一杯です。もっと効率的にできたのではないかなど反省する点もたくさんありますが、来場いただいたみなさんが楽しんでくださったので、それが何より嬉しいです。

奥山:来場者の楽しそうな姿も見られ、自分も楽しむことができたので、本当に良かったです。目白祭は大成功でした。引き継ぎの仕事が残っているのでまだやり遂げたという実感は湧きませんが、日本女子大学の学生が主体となって長く続く目白祭の伝統を多くの人に伝えることができて良かったと思います。

 

——来年の目白祭をより良いものにするためには?

杉山:来年の目白祭は教育実習で参加することができませんが、後輩たちに目白祭の伝統と歴史を託せるように、きちんと引き継いで最後まで責務を全うしたいです。実行委員として皆で同じ目標に向かって、同じ熱量で頑張っていくことは難しいかもしれませんが、そこを越えてこそより良いものができると考えています。

奥山:来年の目白祭実行委員となる後輩たちには、自分たちよりももっと余裕を持って準備を進められるようにサポートしてあげたいと思います。今後、引き継ぎをしていく中で、自分たちの経験を活かした助言ができればとも考えています。回数を重ねるごとにレベルアップした目白祭を創り上げ、さらに運営側も出演者もそして何よりも来場者の方に楽しんでいただけるものにしたいです。自分たちの代から次の代へとより良いバトンタッチをしていきたいです。

写真左から 杉山さん、奥山さん
写真左から 杉山さん、奥山さん

——ところで、普段はどんな大学生活を送っていますか?

杉山: 私は、教員免許状の取得を目指しているので、授業と課題で忙しい毎日を送っています。やりがいを感じる教職課程の授業は、主体的に取り組むことのできる模擬授業です。毎回楽しく準備をしています。スケジュール管理が難しく大変ですが、大学生活を充実させられているのではないかなと思います。

奥山:私は高校まで八丈島で過ごしていて、日本女子大学に入学するときに上京しました。今は妹と2人で生活をしています。帰宅後は、洗濯や炊事など家事をこなさなければいけませんが、授業や課題、そして趣味のお笑いサークルと両立させることができています。東京での生活ではまだ慣れない点も多くありますが、逆にやることがたくさんあって毎日楽しく生活できています。

 

——最後に、高校生にメッセージをお願いします

杉山:大学生活は、行動範囲も広がって自分の好きなことを何でもやり遂げることができる期間だと考えています。好きなことはとことん続けて、周囲に自分の「好き」を発信すること、それに向かって全力で取り組むことが大切です。大学4年間は時間があるようですが、あっという間に過ぎてしまうと思います。その大切な期間を決して無駄にしてほしくはありません。皆さんも、「好き」に向かって一途に頑張ってほしいです。

奥山:私も杉山さんと考えは同じで、大学生だからこそ本当に自由度が高く、自分次第で何にでも挑戦することができるし、もちろん好きなこともたくさんできます。大切なことは、自分から情報を集めて判断し、まずは行動することだと考えています。それは何か学ぶことだったり、サークル活動や趣味に打ち込むことだったり人それぞれであって良いと思います。4年間しかない一瞬の時間が有意義なものになるよう大切に使ってほしいです。

インタビューを終えて

?インタビュアー:西台萌音(にしだいもね?文学部日本文学科1年生)より

奥山さん、杉山さんにお笑いに対する愛が強く、好きなものに対する一途な気持ちが伝わってきました。また、短い大学生活の中で積極的に行動し、好きなことを全力で楽しむべきだというお二方の姿勢を私自身も見習いたいと思いました。

 

?原稿執筆:平林海風(ひらばやしみう?家政学部被服学科1年生)より

お忙しい中、お時間を作っていただきご協力ありがとうございました。先輩方の貴重なご意見をいただけて嬉しく思います。今回のインタビューを通して、お二人の目白祭への熱い想い、そして共通の趣味であるお笑いを上手く目白祭の野外ステージに組み合わせて、素晴らしい成功に導いたそのパッションに憧れと尊敬の念を抱きました。今後のご活躍も心より応援しております。